新春トラキア戦記スペシャル!
| 「新たなる指揮官」 | |
| リーフ | ああ・・・おせちはおいしいなぁ・・・ |
| アウグスト | リーフ様はよほどいい従者を持たれたようですな。他の者はろくに何も食べていないというのに・・・ |
| リーフ | なんだって!?このおせちはフィンが用意したものだ、フィンは何を食べているというんだ? |
| ナンナ | お父様は、先ほどすごくひもじそうに出かけていきました。 |
| アウグスト | 甘い男よ・・・、身を粉にしてもまだ王子のために食料を。 |
| リーフ | くっ、フィン・・・僕なんかのために・・・!!! |
| ナンナ | そうよ・・・、こんなクズのためにそこまでしなくても・・・! |
| アウグスト | 王子がいなくなればフィンはどれほど楽になろうか・・・ |
| リーフ | お、おい・・・そりゃ言い過ぎじゃないか?2人共・・・ |
| イリオス | いや、言い過ぎなどではない、リーフ王子は追放すべきだ。 |
| リーフ | イリオス!?まだ以前のことを根にもっているのか・・・ |
| イリオス | 愚問を・・・、60000Gの馬さえ買わねばどれほどの食料を買えるのだ。それにその豪華な鎧を売ればどれほどの金がはいるか・・・(ボソッ) |
| ナンナ | もっとすぐれた指揮官がいればどれほど戦いが楽になるか・・・(ボソボソッ) |
| アウグスト | 私が指揮官になればどんなに優越感が得られるだろうか。いっそ王子は奴隷市場に売り飛ばしてしまうか・・・(堂々) |
| フィン | 3人とも、何を言っている!リーフ様はキュアン様のご子息なのだぞ!! |
| ナンナ | お父様!いつの間に戻られたのです!? |
| イリオス | フィン、だから何なのだ、俺には「キュアン」だろうが「こしあん」だろうが関係ない! 貴様はこいつに金でつられているのだろう!? |
| フィン | ばっ、馬鹿な!!無礼だぞイリオス、私はレンスターのために今まで必死に・・・ |
| アウグスト | 拷問して吐かせるとしよう。王子とフィンを押さえつけろ。 |
| フィン | うわあぁぁぁぁぁぁぁ!!! |
| 10分後 | |
| フィン | くっ・・・ここは? |
| アウグスト | 気付いたようだな。 |
| イリオス | 貴様の口から真実を聞かせてもらおうか・・・! |
| リーフ | フィンには金は渡していない!本当だ!!! |
| イリオス | 貴様には聞いていない!(バシッ!) |
| リーフ | ぎゃああ! |
| アウグスト | ではフィンに聞こう。王子とレンスター、どちらが大事かな・・・? |
| リーフ | フィン!レンスターと言ってくれ!君に傷ついてほしくはない!! |
| フィン | レンスターです(キッパリ) |
| アウグスト | ほう、正直なやつだ。ならば金をもらったと言える筈だ、レンスターのために。 |
| フィン | もらっていない! |
| ナンナ | ・・・・・・・・・ |
| アウグスト | ・・・質問を変えよう。王子の食料はどこでてにいれている? |
| フィン | ・・・ハルヴァンに借金をしています。 |
| イリオス | やつも金をもらっているのか? |
| フィン | 彼は・・・オーシンが密かに買っていた宝くじが当たったことを知り山分けしていたようです。 |
| リーフ | オーシンめ、あとで僕ももらいに行こう。 |
| アウグスト | フィン、そんな冗談が通用すると思っているのか!もういい、死ねぇ!!! |
| ヒュッッ!・・・ドシュッ!!!!! | |
| アウグスト | ギャァァァ!!痛いぃぃ・・・・ |
| イリオス | な、何者だ!? |
| ロナン | イリオス!そいつが悪だ、影で王子を操っていたのはそいつだ・・・!! |
| ナンナ | ええ・・・そうよ、馬を買ったのは違うけど。 |
| イリオス | どういうことだ・・・? |
| アウグスト | ロナンよ、まだ以前のことを根にもっているのか・・・ |
| ロナン | 愚問を、貴様が盗賊に拷問を教えなければどれほどの人々が助かったか。それに今度はイリオスに拷問を教えて・・・もう許せない!!! |
| ナンナ | (せっかくお父様を助けるために連れてきたのはいいけど単にアウグストを憎んでるだけね・・・) |
| フレッド | だが、王子にも問題があるのは事実だ。2人に制裁を加えねば、な。 |
| リーフ | フレッド!まだ以前のことを根にもっているのか・・・ |
| フレッド | 愚問を、あのからすでに5ヶ月・・・オルエン様と1度も顔をあわせていない・・・!! |
| ナンナ | かわいそう・・・ |
| フィン | このままではキリがなさそうだ。まとめさせてもらおう。つまりリーフ様を影で操っていたのがアウグスト。だがリーフ様の独断の行動が他人に悪影響を及ぼしているということか。 |
| アウグスト | な・・・さっきから聞いておれば。私が王子を操っている証拠なぞ・・・! |
| ナンナ | 操っていた・・・と言うよりも巧みな話術でリーフ様を洗脳して自分に利益があるようにしていた、よね、リーフ様。 |
| リーフ | あっ・・・そういえばあの時も、あの時も! |
| ロナン | イリオス、わかったか、追放すべきはアウグストだ! |
| イリオス | ・・・最後に質問させてくれフィンよ。お前はさっきどこに出かけていた? |
| フィン | ・・・・・・・・・ |
| リーフ | さっきはレンスターの方が大事だなんて大嘘いってくれて感謝しているよフィン。 |
| フィン | いえ、あれは本心です。(キッパリ) |
| イリオス | で、どこに? |
| フィン | 新しい指揮官を連れてきた・・・! |
| リーフ | ええっ!・・・どうしてだ・・・どうしてだフィン!!! |
| フィン | 私は気付いたのです。リーフ様は王子としてあまりにも資質がなさすぎる。おとなしくして頂いたほうがリーフ様のためだと。 |
| ロナン | つらい決断だったのでしょう・・・。 |
| イリオス | フレッド、お前も新しい上司を探したらどうだ?俺のような。 |
| フレッド | ・・・いやだ。 |
| フィン | 新しい王子をつれてこよう・・・ |
| ナンナ | すばらしいかたなのでしょうね・・・きっと。 |
| リーフ | フィンが・・・フィンが僕を見捨てた・・・・ううっ! |
| アウグスト | ふん、もはやリーフ王子なぞ。新しい王子にとりい・・・ |
| ドシュッ!ドドドシュッ!!! | |
| イリオス | 悪の根源は消えた。権力のないリーフなどゴミに等しい。平民も豊かな生活ができるようになることだろう・・・! |
| フィン | つれてきたぞ! |
| 一同 | ・・・・・・・・・ |
| ロナン | な・・・なんですか?その牛は・・・ |
| フィン | 紹介しよう。ビーフ王子だ。 |
| ドシュッ!ドドドカーン!!ドドドドシュゥッッッ!!! | |
| ナンナ | さようならお父様・・・あなたも軍には必要ない人だったのね・・・ |
| リーフ | こ、こんな牛が僕の代わりだって・・・?僕は今ほどフィンを憎いと思ったことはない。 |
| ロナン | リーフ様よりはいいかもしれませんよ。 |
| リーフ | ひどいな・・・まぁ、これにて新春スペシャル終了と・・・。 Fin |
| ズバァァッ!!! | |
| リーフ | な・・・なんで・・・ |
| ナンナ | お父様の名を最後にださないでちょうだい! |
| 完 | |